Laboratory Institute of DESIGN for Urban Matrix ■■■ ■■■ ■■■ |
T邸 (1996年 完成) 所 在 地 / 横浜市戸塚区深谷町 主要用途 / 専用住宅 設計監理 / 江森 俊樹 × 都市建築研究所LIDUM 施 工 / 有限会社 大一建工 敷地面積 / 48.34㎡ (14.65坪) 建築面積 / 29.00㎡ ( 8.77坪) 延床面積 / 67.64㎡ (20.50坪) 構造規模 / 鉄骨造,一部鉄筋コンクリート造 地上2階 地下1階 地域地区 / 第一種住居専用地域 設計期間 / 1994年 3月~1995年10月 施工期間 / 1995年10月~1996年 4月 総工事費 / 1950万円(設計監理料 別途) 作品紹介 / 「新しい住まいの設計」 フジテレビ「祥太のこんな家に住みたい」 他 #
by lidum
| 2004-10-02 01:00
| 住まいづくり
●「建築」の仕組み
ある「モノ」の取引は、発注者と受注者の二者間で成立します。 「建築」も、発注者である建築主(施主)と 受注者である建設業者(建設会社,工務店,ハウスメーカー)の間で 「建築工事請負契約」を締結することで成立します。 この二者の間に、建築主の立場に立ってアドバイス,コンサルティングをするのが 建築家(建築士)の基本的な役割だと思います。 ●「三・建・分・立」 ~設計・施工 分離の原則~ 建築主の構想を、建築家が具体(視覚)化させ、建設業者が優れた技術で建築を造る。 良い建築は、三者の建築関係者が分業し自立して創られます。 私達は、これを政治の三権分立になぞらえて三建分立と言っています。 ●建築は、大勢の人の手によって創られる。 また、家族、親族,銀行関係者その他、建築には多くの人が係わります。 また、ひとつの建築が出来ることによって、周辺環境に大きな影響を及ぼします。 自分の土地,建物を好きなようにして何が悪い! という人もいますが、 建築という行為は、独りよがりではできないのです。 #
by lidum
| 2004-09-02 03:00
| ●Manage
●敷地選びのチェックポイント
○法規制 役所調査 ・地名地番、住居表示、地目 ・用途地域 ・建蔽率、容積率、その他の地域地区、建築協定、建築協約など ・防火地域、高度地区 ・日影規制 ・道路関係(角地,幅員) ○現地のチェック ・地質・・・水はけ、風向き、陽当たり ・形状・・・道路,隣地との高低差、電柱,電線、隣家の窓の位置など ・周辺環境・・・騒音、悪臭、塩害、危険施設 ・交通の便、学校、商店街、病院 ・TVの映り具合 ・自治会の規則 ●建物のチェックポイント ○意匠(プランニング) ひとつの建物が出来ることで、陽当たり,風向,騒音など、 環境や景観に大きな影響を与えます。 外観のデザイン、建物の配置、色彩計画など、 全体を見通した計画をすることが、建築,都市のデザインです。 採光(光),通風(風),断熱、また、ダニアレルギーや花粉症などに対する対処、 建物の段差や仕上材料に関連して発生するケガなども、 プランニングの善し悪しで決まります。 ○構造 ・構造材料 木造 ・在来工法(軸組工法) ・ツーバイフォー(2×4) ・木質パネル 鉄骨造(S造) ・軽量鉄骨造 ・重量鉄骨造 鉄筋コンクリート造(RC造) 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) ・建築工法 ラーメン工法(柱と梁...縦と横の部材で組み立てる工法) 壁式工法(壁を立てて空間を作る工法) プレハブ工法(工場で組み立てて、基礎の上に据え付ける工法) ○材料 ・材質分類 木材、石材、紙材、鉄材、コンクリート、ガラス・・・ ・部位分類 屋根材、外装材、構造材、内装材、基礎、土台・・・ ・機能分類 断熱材、気密、防虫材、防蟻材、調湿材、仕上材・・・ ○設備 ・給水設備、排水設備、衛生設備 ・空調、暖房、換気設備 ・電気設備、電話設備 ・輸送設備(エレベーター,エスカレーター) ・サービス設備 ・防災設備、避難設備、セキュリティー設備 ●「住宅品質確保促進法」(以下、品確法)について 「品確法」の骨子は大きく分けてふたつ。概略を示します。 ■1・・・住宅の性能表示制度および紛争処理体制の整備。これは[任意]です。 ◇性能表示項目◇ それぞれがランク付けされて、日本住宅性能表示基準となる。([ ]はランク数) 1.構造 耐震等級[4]、耐風等級[2]、耐積雪等級[2] 地盤評価、基礎評価 2.火災 感知器設置等級[2]、火災拡大抑制対策等級[4]、耐火等級[4] 3.劣化(耐久) 劣化対策等級 [3] 4.維持管理 維持管理対策等級(専用配管)[3] 5.温熱環境 省エネルギー等級[4] 6.空気環境 ホルムアルデヒド対策等級[3]、全般換気対策、局所換気方法 7.光・視環境 単純開口率(方位別)、採光有効開口率 8.音環境 透過損失等級(外壁開口部)[4] 9.高齢者配慮 高齢者配慮対策等級[5] ◇設計住宅性能評価書◇ 性能表示をするには、評価申請書、添付書類、添付図書を 指定住宅性能評価機関に提出。 評価機関は「設計住宅性能評価書」を交付する。 請負建設会社が、この設計評価書を契約書に添付した場合は、 表示内容で契約したものとみなされる。 ◇建設住宅性能評価書◇ 性能表示住宅の現場検査は、基礎、上棟、内装下地張り前、完成検査の4回。 建築士が作成する「工事監理報告書」、建設会社が作成する「施行状況報告書」と 工事記録を添えて受検し、評価機関は「建設住宅性能評価書」を交付する。 第1回検査 [地盤]、[基礎] 第2回検査 [構造躯体]、[床下]、[屋根] 第3回検査 [外壁・床・天井の下地構造] 第4回検査 [外壁仕上げ]、[内装]、[開口部]、[設備、機材]、[配管]、[居室・廊下・階段] ■2.全ての新築住宅に対する瑕疵担保責任10年義務 これは全住宅に[義務] 「基礎」、「床」、「壁」、「柱」、「梁」、「天井」、「屋根」の、 「傾斜」、「亀裂(ひび割れ)」、「欠損」、「破断その他の変形」の度合いにより、 どのくらいの瑕疵の可能性があるか、3段階(レベル)で規定する。 レベル1 構造耐力上主要な構造部に、瑕疵が存在する可能性が10%未満 詳細な調査の必要性は少ない レベル2 瑕疵が存在する可能性が10%以上、90%未満。 詳細な調査が望ましい レベル3 瑕疵が存在する可能性が90%以上 詳細な調査の実施が必要 #
by lidum
| 2004-09-02 02:00
| ●Manage
2004年 1月 2004 No1 「マジメに住まいを考える人のための リフォーム入門」
家を変えたいな・・・そんな、ウズウズが十分膨らんできたら リフォームの基本をしっかり考えてみよう。 リフォームで失敗しないために・・・ 理想的な住宅を手に入れるために・・・ リフォームに大切な”インフォーム・ド・コンセント”とは インフォーム・ド・コンセントとは医師が患者に対して受ける治療内容の 方法や意味、効果、危険性、その後の予想、治療にかかる費用などについて 十分に、分かりやすく説明し、治療の同意を得ることを言います。 リフォームでも、インフォーム・ド・コンセントが大切。 どうしてリフォームし、リフォームごにどうなるのか、費用は、工法・工程は? などを事業者から説明を受け、納得することです。 (株)リフォーム産業新聞社 Phone 03-3546-0774 #
by lidum
| 2004-08-03 07:00
| 執筆・監修
1998-8 No.923 直言 「建築家は社会に向けて存在を広報せよ」
・・・「建築家のイメージ」、「建築家の位置付け」、「建築家を広報する」 ・・・「設計士」という呼称が横行している。 ・・・「建築家」は、もっと社会に出て自らの存在を広報するべきである。 ・・・社会を知らない「建築家」に、建築の設計など出来ようはずはないではないか。 企業組合 建築ジャーナル Phone 03-5404-0691 #
by lidum
| 2004-08-03 06:00
| 執筆・監修
| |||||
ファン申請 |
||